センター長あいさつ --- 1
第3期中期業務計画の策定について --- 1
事業紹介 --- 4
大分県デジタルものづくり推進セミナー開催報告 (第 2回~第 4回)
成果紹介 --- 5
養殖海苔の収穫における省力化機器の開発
ニュ-ス --- 6
研究成果が報道されました
機器紹介 --- 6
ガスクロマトグラフを更新しました
お知らせ --- 7
新採用職員の紹介
平成26年度技術研修のご案内
平成25年度業務実績 --- 8
26年度がスタートし、当センターの総力を結集して
企業の皆様を全力で支援していこうと意を新たにしたと
ころです。
そのため、当センターでは、本年度から平成30年度
までの5か年にわたる業務指標を掲げた「第3期中期業
務計画」に基づき、計画的に業務を推進していきます。
企業の皆様方のニーズに応えるため、設備利用や依頼
試験、共同研究、技術研修などを引き続き実施していく
ことはもちろんですが、第3期ではそのニーズに十分か
つ的確に応えるために、また県内産業振興のための新た
な基盤づくりのために、研究員の資質向上と自らの技術
シーズづくりにも積極的に取り組んでいきます。
「おおいた産業活力創造戦略 2014」では、自動車や半
導体、医療機器、食品、環境、電磁力、エネルギーなど
の関連産業の振興・育成、三次元技術を活用したものづ
くりイノベーションの創出、地域資源の活用と地場産業
の育成などを掲げ、県内中小企業の競争力強化に向けた
県の政策を展開するために、行政と研究機関が一枚岩で
取り組むこととしています。
当センターとしても、多種多様な分野の専門知識・技
術を持った研究員の集合組織としての強み、昨年度設置
した電磁力応用技術センター機能、三次元技術関連機器
をはじめとした最新設備、そして産学官等のネットワー
クを最大限に生かしながら、新たな技術開発にもチャレ
ンジしていきます。
企業の皆様には、新産業創出に向けて研究開発に取り
組むセンターにご期待いただくとともに、今後ともそれ
ぞれの技術課題解決のために当センターを有効に、そし
て気兼ねなくご活用いただくことをお願いします。
(センター長 中原 恵 [email protected])
大分県産業科学技術センターでは、中期的な業務の指
針として平成15年3月に「第1期中期業務計画」、平成
21年3月には「第2期中期業務計画」を策定し、基本
的使命を「ものづくり現場の技術支援機関」としてキャ
ッチフレーズに「あなたの会社の研究室」を掲げて、業
務の3本柱として「技術支援」「研究開発」「振興業務」
を掲げ、人材・資源の有効活用とともに、時代に即した
支援活動を行ってきたところです。
第2期計画の終了に伴い、これまでの成果や課題、現
況等を踏まえ、平成26年度からの5年間を見据えた「第
3期中期業務計画」を策定し、より広い視野に立って、
「個別の中小企業支援から将来的な県内産業の振興ま
で」を目標に、県内企業が抱える「技術の高度化」や「新
技術・新製品の開発」といった課題に応じ、企業現場に
即応した適切な技術支援を行います。また、更なる企業
支援の充実に向けてセンター独自の技術シーズの研究開
発を進め、新産業の創出に向けた成果の移転と、実用化・
事業化に至る各段階における支援の強化を図るとともに、
技
術
情
報
お
お
い
た
N o . 1 6 9
2 0 1 4 . 6
Oita Industrial Research Institute
http://www.oita-ri.jp/
大分県産業科学技術センターニュース
大分県産業科学技術センターニュース
セ
ン
タ
ー
長
あ
い
さ
つ
センター単独では的確な支援が難しい場合には、大学等
との多様な連携を通じて県内企業を支援します。
具 体 的 に は 、 以 下 の 3点 を 新た な 柱 と し て 取 り 組 んで
いきます。
1.企業のものづくり活動に対する総合支援
企業のものづくり活動は、企画・設計・試作・生 産 ・
評価・販売等のプロセスに分けることができます。セ
ンターでは、この各段階において企業が抱える様々な
技術課題に対応するため、技術相談の対応を業務の基
本に据え、依頼試験や設備機器利用、企業ニーズに基
づく共同研究等により、迅速な課題解決に努めます。
加えて、ものづくり活動に求められる技術者の養成
や専門知識の獲得のため、企業技術研修等を実施し、
技術補完についても積極的に取り組み、企業の競争力
強化を支援します。
・技術相談
企業課題の的確な把握と迅速・柔軟な対応により
県内企業が抱える技術的課題の解決に努めます。
・依頼試験
センターの有する技術的な知見や試験・分析の手
法の検討等、技術指導が必要不可欠な依頼試験を
対象に継続して実施します。
・共同研究・受託研究
専門的な研究支援が必要とされる場合には、セン
ターと企業による共同研究を実施します。
・設備利用
精度の維持管理に努めるとともに更新や新技術に
対応する新機器導入など計画的な予算措置や外部
資金の導入も視野に入れながら、高度な設備機器
利用環境の維持に努めます。
・企業技術研修
技術者の能力向上は、重要な課題のひとつです。
技術研修やセミナーの開催を通じて技術者の能力
向上を支援します。
2.技術シーズによる県内産業の振興
将来を見据えた県内企業の新規事業や新分野進出を
図るため、センターの技術シーズを企業に提供するこ
とで、県内産業の振興に寄与します。
そのため、センター独自の技術シーズの創出に向け
た研究開発に取り組み、自動車・半導体・医療機器・
エネルギー・環境・電磁力・食品の各重点技術分野を
はじめとした新たな戦略的分野への展開を目指します。
また、「食品加工・醸造技術」「高度分析評価技術」「精
密加工技術」「電子情報技術」「環境技術」などセンタ
ーに蓄積された技術シーズ(ノウハウ)を活用しなが
ら、県内企業の技術の高度化や新技術・新製品の開発
などを積極的に支援します。
・新しい技術シーズの創出
将来的な県内産業の振興を図る立場から、新たな
技術シーズを企業に提供することで産業展開に寄
与していきます。企業群ひいては業界の新たな産
業化に繋がるような独自の技術シーズの創出のた
めの研究開発を行い、その技術移転を目指します。
・蓄積された技術シーズの活用
センターには、農産加工から醸造・食品加工まで
ワンストップ対応が可能な食品関連技術の蓄積と
評価・分析環境が形成されています。また、その
他にも製品の品質改善のための高度分析評価技術、
精密加工技術、省力化の為の電子情報技術等によ
り、企業が事業化の過程において直面する品質の
向上と管理や機械化・省力化等の課題への対応に
ついても、これまでに蓄積された技術を保持して
います。これらの技術シーズ(ノウハウ)を活用
しながら、県内企業の技術の高度化や新技術・新
製品の開発などを積極的に支援します。
3.多様な連携による支援
企業は、新技術・新製品の開発や新たな技術分野へ
の挑戦、企業経営や資金確保、設備投資など様々な課
題を抱えています。センターでは技術面の課題解決を
基本とし、基礎研究や経営面など多岐にわたる課題の
解決には、これまで築いてきた大学や経営に関する支
援機関や金融機関、異分野の公設試等との産学官の連
携ネットワークを活用し、包括的な支援を行います。
・県境を越えた広域連携の推進
県内企業が取り組む新事業・新分野の開拓におい
て、グローバルな産業競争力を高めていくため、
福岡県、宮崎県などと広域的な連携による支援を
行います。
・他の支援機関との連携
県内外の他試験研究機関、大学等研究機関、(公
財)大分県産業創造機構、(一社)大分県発明協会、
商工団体などとの連携による支援を行います。
今後とも職員一丸となって県内企業をはじめ県民の皆
さまに役に立ち貢献できる産業科学技術センターを目指
してまいります。
産業科学技術センターの基本的使命=「モノづくり現場の技術支援機関」
Ⅱ . 技 術 シ ー ズ に よ る 県 内 産 業 の 振 興
企業イノベーションをリード
Ⅲ.多様な連携による支援
産学官連携による課題解決支援
第3期「中期業務計画」概要
(平成26年度~平成30年度の主な取り組み)
技
術
指
導
依
頼
試
験
設
備
利
用
共
同
研
究
技
術
研
修
コスト低減
納期短縮
新製品の開発
異分野参入
販路開拓
製品の不具合
トレーサビリティ
クレーム対策
品質管理
等
<企業課題>
企業の競争力を強化
新しい技術シーズの創出
新事業・新分野を開拓
Ⅰ.企業のものづくり活動に対する総合支援
企業課題の解決を全力支援
計画の推進体制
柔軟で効率的な組織運用
・プロジェクトチームの編成
・OB人材の活用
等
職員の資質向上
・エキスパートの育成
・コーディネート能力の育成
業務の遂行管理
・アンケート調査
・外部評価
等
広報活動の強化
・インターネット活用
・パブリシティー活用 等
蓄積された技術シーズの活用
○
環境技術のさらなる展開
○
農業など一次産業へのICT応用
○
マグネシウム合金の利用技術の確立
○
麦焼酎の高品質化、ブランド化
○
地域資源を活用した加工食品の開発
○
その他
○
自動車・半導体・医療機器分野
(CFRP、3次元造形技術 等)
○
エネルギー分野
(温泉資源活用
等)
○
電磁力分野
(高効率小型発電機 等)
○
食品分野
(広域流通技術
等)
○
その他
(ICT技術
等)
県境を越えた広域連携の推進
次世代自動車産業分野における福岡県工業技術センター、
医療機器産業分野における宮崎県工業技術センターとの連携
他の支援機関との連携
・県内外の試験研究機関 (情報共有・共同研究 等)
・大学等研究機関
(共同研究
等)
・(公財)大分県産業創造機構
(創業・販路開拓
等)
・(一社)大分県発明協会
(知財取得・活用 等)
3Dプリンタをはじめとした、世界的な3Dデジタルデ
ータ活用の流れに対応するため、当センターでは、三次
元造形技術等の高度な生産技術の導入企業、導入予定企
業、関心のある県内企業に対して、国内外の先進企業に
おける活用事例、業種・製品に応じた適正機種等につい
ての情報を提供するセミナーを平成 25 年度から複数回
に渡って当センターを会場として開催しております。
本報告では、平成25年度中に開催した第 2回~第4
回セミナーについて内容を紹介いたします。
●第2回大分県デジタルものづくり推進セミナー
第2回セミナーは、3Dプリンタ等の三次元造形作業に
欠くことのできない 3D デジタルデータを作成する有力
な手法の一つである3Dスキャナの能力と、ものづくり、
コンテンツ産業における活用の可能性についての情報の
提供を行いました。
講師には、様々な三次元計測装置、三次元CADの取り
扱いについて、長年の業務経験をお持ちの(株)データ・
デザイン様をお招きし、海外製3Dスキャナーの実機のデ
モンストレーションと共に三次元計測についての産業・
教育・文化活動等における先進活用事例についてお話を
していただきました。
開催日時:平成25年 12 月18日(水) 14:00~15:55 参加人数:47名
演 題 :3D スキャナの産業展開及び デジタル三次元空間の創造
講 師 : (株)データ・デザイン セールスユニット セールスGマネージャ 日尾 紀暁 氏
テクニカルユニット カスタマーサービスG 余語 珠美 氏
●第3回大分県デジタルものづくり推進セミナー
第3回セミナーは、成型金型のダイレクト生産を可能
とする日本製 3Dプリンタの開発に参画された、九州工業
大学 先端金型センターの楢原教授 をお招きし、生産現
場における樹脂系・金属系3D プリンタ活用の最新動向に
ついて、主に金型や製品製造を中心に情報の提供を行い
ました。
「付加製造(AM)技術*」分野の黎明期より一貫して本
技術分野の研究に取り組まれている楢原教授より、一般
に知られている樹脂材料を利用する 3D プリンタはもと
より、産業用として使われ一般に目にする機会の少ない
金属材料を使用する3D プリンタなど、数多くの技術事例、
製品事例について網羅的に幅広くお話をしていただきま
した。
開催日時:平成26年 2 月27 日(木)14:30~16:00 参加人数:80名
演 題 :生産現場における 3D プリンタ活用の最新動向 ~ 主に 金型や 製品 製造を 中心 とし た技 術トレ ンド
と活用のポイント
講 師 :九州工業大学 大学院情報工学研究院 機械情報工学研究 教授 楢原 弘之 氏 *付加製造(AM)技術
材 料 を 付 着 す る こ と に よ っ て 物 体 を 三 次 元 形 状 の 数 値 表 現から作成するプロセス。多くの場合、層の上に層を積む ことによって実現され、除去的な製造方法と対照的なもの。
●第4回大分県デジタルものづくり推進セミナー
第4回セミナーは、第2回と同様に(株)データ・デザ
イン様をお招きし、3Dプリンタ等の三次元造形作業に欠
くことのできない、3Dデジタルデータの品質チェックと
修整プロセスについて情報の提供を行いました。
海外製STL編集ソフトのデモを交えて、3Dデジタルデ
ータの不具合に起因する 3D プリンタによる造形作業の
トラブルの原因とその対処法についてお話をしていただ
きました。
開催日時: 平成 26 年3 月7 日(金) 13:30~17:00 参加人数:13名
演 題 :3D プリントのための、3D デジタルデータの 品質チェックと修正プロセス
講 師 :第 2回セミナーに同じ
本連続セミナーは、平成26 年度も引き続き実施いたし
ますので、3Dに関連したものづくりに興味をお持ちの方
はぜひご参加下さい。 事業
紹介
産業科学技術センターでは県内企業から要望があった
課題に対し共同で研究を行う企業ニーズ対応型共同研究
の制度があります。本研究は平成23年度から平成24年
度にかけて有限会社光電と実施したものです。
古くから沿岸部で行われている支柱式海苔養殖の収穫
では箱舟で海苔の摘採を行い、摘採した海苔をポンプで
箱舟から漁船のタンクに移し、再び摘採に向かう作業を
繰り返します。写真1に箱舟を載せ河口の船溜まりに停
泊した海苔漁船の写真を示します。収穫は夜間に行われ
ることもあり照明を使い(写真2)、海苔を漁船の水槽に
移す際はポンプを使用します(写真3)。この際、作業者
の体には海苔が付着しどろどろの状態になるため、漁船
に乗り移り船室からこれらの機器を操作することが困難
なことから、箱舟から無線遠隔制御でこれらの機器を操
作できないか、要望が出されました。また、これらの機
器は発電機(オルタネータ)出力を電源とするため漁船
の機関が動いていることが必要で、同時に機関の始動/
停止も求められました。
当初,開発の課題として次の点が挙げられました。
① 海水,潮風に対する防護
② 機器の制御電流が大きいこと
③ 30~50mの実用通信距離の確保
まず、③は㈱サーキットデザインの315MHz帯特定小電
力無線製品を用いることにより対応しました。②は機器
の電源が直流24V の低電圧電源であることに起因し、制
御デバイスの大型化、太い配線、発熱、電磁ノイズの発
生が問題になりました。このため製造に手間のかかる構
成となったのですが、従来から共同研究企業と関係のあ
る企業の協力によりコスト上昇を抑える見通しが得られ
ました。①は、特に送信機の保護で試行錯誤を重ね、問
題解決ができました。開発した無線リモコン装置を写真
4に示します。この度2シーズンの実働試験を経て、よ
うやく製品化の目途が立ちました。
近年、漁業就業者の減少を背景に、単独で漁船に乗り
操業するケースも多くなり、事故の危険が高くなってい
ます。この際、手元のリモコンにより機関や機器を緊急
停止させることで不具合を取り除くことができ、本装置
が安全面で役立つことが期待されています。また、機関
のアイドリングを減らすことができ、温室効果ガスの排
出抑制にも役立ちます。
当センターではこのような共同研究テーマを随時募集
しております。お気軽にご相談ください。 (電子・情報担当 小田原幸生 [email protected])
成
果
紹
介
養殖海苔の収穫における省力化機器の開発
写真1 海苔漁船
写真2 照明 写真3 ポンプ,
油水分離機
写真4 無線リモコン装置(本体)と送信機
研究成果が報道されました
〇 TOSで県 産ニラの新包装技術を特集
TOSの「ほっとはーと OITA(番組名)」で、県産ニ
ラの新包装“ベジブレスパック”が紹介されました。
センターの食品産業担当では、これまで青果物の鮮度
保持をはじめ食品の流通技術について研究しています。
今回の新包装は、JAなど青果物の流通を担うユーザの
要望に基づき、センターの朝来壮一主幹研究員が中心と
なって試作・実験に取り組み、包装機械メーカへの技術
移転を行って完成させることができました(写真上 商
品名:ベジブレスパック)。
ベジブレスパックではシール部に特殊な通気孔が設け
られており、密封化と適度な通気性を両立させることで
市場に出るニラの鮮度(外観)を長く保持し、商品の寿
命と流通性を高めることができるため、県産農産物の販
路拡大に期待が持たれています(特許申請中)。
番組では、青果物の鮮度保持についてのセンターでの
研究の様子(写 真下 恒温槽による温度負荷試験)を含
めて、企業からの相談によりベジブレスパックがどのよ
うにして生まれたかが紹介されました。またベジブレス
パックを実現する上で欠かせない、包装機械シール部品
の精密加工について、機械金属担当から放電加工技術に
ついて説明がなされました。
さらに、県産ニラが農家から集荷された後の真空冷却
などコールドチェーン(流通路全体での低温保持)のた
めの処理や、自動包装による商品化と出荷についてJA
おおいたの現場で取材が行われました。
「(センターに)親身になって相談に乗ってもらい、機
能性のある包装形態を確立できた」との相談者の声とと
もに、身近な食品がどのように商品化・出荷され、その
鮮度保持にセンターの技術がどのように活かされている
かがよくわかる番組となっていました。
番組内容は、現在、県庁ホームページの広報番組のペ
ージで配信されています。
(企画連携担当 大塚裕俊 [email protected])
ガスクロマトグラフを更新しました
平 成25年 度 の 電 源 立 地 地 域 対 策 交 付 金 事 業 に よ り 、ガ
ス ク ロ マ ト グ ラ フ ( GC) を 更 新 し ま し た 。
GCは 揮 発 性 成 分 の 分 離・定 量 に 用 い ら れ る 汎 用 の 分 析
装 置 で す 。 今 回 導 入 さ れ た 装 置 で は 、 再 現 性 の 高 い 高 感
度 分 析 が 実 施 で き る ほ か 、 高 出 力 の カ ラ ム オ ー ブ ン に よ
る 高 速 昇 温 や 、 高 い 冷 却 性 能 、 バ ッ ク フ ラ ッ シ ュ 機 能 等
に よ り 、 分 析 時 間 を 短 縮 す る こ と が 可 能 と な り ま す 。
導 入 機 器 の 主 な 構 成 は 別 記 の と お り で す 。 揮 発 性 有 機
物 の 分 析 に 対 応 す る 仕 様 と な っ て お り 、 既 知 物 質 の 定 量
や 分 離 パ タ ー ン の 比 較 等 の 用 途 で の 利 用 が 可 能 で す 。 本
年 度 よ り 設 備 利 用 の 対 象 機 器 ( キ ャ ピ ラ リ ー ガ ス ク ロ マ
ト グ ラ フ : 650 円 / 時 間 ) と な っ て お り ま す の で 、 ぜ ひ
ご 利 用 く だ さ い 。
な お 、 未 知 成 分 の 構 造 推 定 等 が 必 要 な ケ ー ス 等 に つ い
て は 、GC-MS( 熱 分 解 ガ ス ク ロ マ ト グ ラ フ 質 量 分 析 装 置 :
4,100円 / 時 間 ) も 当 セ ン タ ー 内 に 設 置 さ れ て い ま す の
で 、 利 用 を ご 希 望 の 際 は お 問 い 合 わ せ く だ さ い 。
【 導 入 機 器 構 成 】
ア ジ レ ン ト ・ テ ク ノ ロ ジ ー GC-7890Bシ ス テ ム
高 速 昇 温 オ ー ブ ン 仕 様 、 検 出 器 : FID
注 入 口 : ス プ リ ッ ト / ス プ リ ッ ト レ ス
オ ー ト イ ン ジ ェ ク タ7693A( 18検 体 対 応 )
装 置 の 詳 細 は 下 記 ペ ー ジ で ご 確 認 い た だ け ま す 。
http://www.chem-agilent.co m
/pdf/low_5991-1436JAJP.pdf
( 食 品 産 業 担 当 佐 野 一 成 [email protected]) 機器
新採用職員の紹介
平成 26 年 4 月 1 日より工業化学担当
に配属されました石井さほです。
臼杵市の出身で、高校卒業後は北九
州 州にある大学で応用化学を学びました。
年 4年次は化学プロセス工学研究室に在
し 籍し、固気流動層の特性について研究
しました。固気流動とは粉体層の底部からガスを流入す
ることで粉体が流動化することを指し、乾燥や造粒、コ
ーティングなど多くの工業分野で応用されています。そ
の中で粒子が流体から受ける抗力や粒子間の相互作用に
影響すると考えられる粒子形状に着目し、粒子形状が流
動状態に及ぼす影響について研究しました。
学部卒業後は大分県内の電子部品の製造業に勤めまし
た。部材選定や新規プロセスの開発、作業効率の改善、
品質管理など製造ラインの幅広い業務に従事しました。
技術担当として量産開発から量産時の品質管理までの業
務に携わったことで、ものづくりの流れを深く学ぶこと
ができました。
これからは工業化学担当として、これまで培った知識
と経験を活かし、大分県のものづくり産業の発展そして
地域の活性化に貢献したいと思っております。どうぞよ
ろしくお願いいたします。
(工業化学担当 石井さほ [email protected])
平成 26 年 4 月 1 日より食品産業担当
に配属されました松田みゆきです。佐
伯市の出身です。第二の脳とも言われ
る消化管の巧妙なメカニズムと精巧な
創りに神秘的な魅力を感じて、大学時
代は栄養学や分子生物学を学び、大学
院では消化管の蠕動運動の複雑な動きを制御する特殊な
細胞に関する顕微解剖学的な研究を行いました。修了後
は創薬系の民間企業で実験病理に携わった後、大分大学
医学部で胃がん発症の危険因子のひとつであるピロリ菌
の遺伝学的な研究を行いました。ピロリ菌の感染は衛生
環境と密接に関連しています。実際に海外で調査をする
機会を頂き、東南アジア諸国(主に僻地)を転々としてい
た時に、日々の生活を通して現地の様々な文化に触れ、
また新興国の研究者との共同研究を進めていく中で、自
分の生まれた国や地域の歴史や文化そして未来について
強く認識するようになりました。食品を専門に研究する
研究員としてゼロからのスタートになりますが、大分県
の産業の発展に少しでも貢献できるように日々邁進した
いと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
(食品産業担当 松田みゆき
平成
26
年度技術研修のご案内
当センターでは、県内企業技術者の養成・技術レベル
の向上を目的に、技術情報の提供や、品質管理・生産技
術・分析技術等の実践的な研修を実施しています。
平成26年度は右表の技術研修を計画しています。実施
時期など詳細が決定次第、ホームページやメールニュー
ス等でご案内いたしますので、ご確認ください。
また、個別企業の要望に応じて企画・開催する「オー
ダーメイド型技術研修」も実施しておりますので、修得
したい技術内容がございましたら、各担当に直接お問い
合わせいただくか、企画連携担当までご相談ください。
(企画連携担当 濱名 直美 [email protected])
No. 研修名
1 はじめてのLabVIEW 体験セミナー(終了) 2 サーモグラフィ出張技術講習会(随時受付) 3 3Dプリンター利用講習(5 月下旬~6 月) 4 電磁界解析ソフトウェアJMAGによる電気機器設計体験 5 高速度カメラ出張技術講習会
6 熱分析・入門編 ~分析の原理から応用分野まで~ 7 クレーム・トラブル対 策 の た め の 異 物 サ ン プ リ ン グ と 解
析の実習セミナー
8 初心者・初級者のための走査電子顕微鏡入門 9 ミックスド・シグナル・オシロスコープ技術講習会 10 品質管理のための材料試験基礎セミナー
11 高周波計測機器操作技術講習会 12 温泉を活かす~基礎知識とトレンド~ 13 表面粗さ測定技術研修
14 食品加工技術高度化研修
お 知
ら せ
お 知
ら せ
製品 開発
電子 情報
電磁 力
機械 金属
工業 化学
食品 産業
企画 連携
計量 検定
合計
技
術
支
援
業
務
企 業 訪 問 社 130 58 57 58 69 88 55 - 515 技 術 相 談 件 392 87 120 377 401 738 53 - 2,168 ( 時 間 外 ) 件 - - - 20 9 12 - - 41 依 頼 試 験
件 11 - 51 690 963 930 - - 2,645
項目 12 - 51 690 983 931 - - 2,667 機 器 貸 付
件 48 65 2 429 926 435 - - 1,905
時間 4,215 159 2 892 5,371 1,403 - - 12,042 ( 時 間 外 )
件 17 1 - 12 141 19 - - 190
時間 2,062 2 - 21 916 528 - - 3,529 企 業 技 術 研 修
件 2 3 4 5 6 1 - - 21
人 54 63 26 59 153 43 - - 398
研
究
開
発
業
務
提 案 型 受 託 研 究 件 2 3 1 1 1 1 - - 9 電 磁 力 応 用 技 術 件 - - 3 - - - - - 3 企 業 ニ ー ズ 研 究 件 4 - 1 1 - 2 - - 8 経 常 研 究 件 2 2 - 2 1 7 - - 14 調 査 研 究 件 4 - 1 2 2 1 - - 10 特 許 出 願 件 1 1 - - - 1 - - 3 特 許 登 録 件 1 - - - - - - - 1 実 施 許 諾 件 8 3 - - - 3 - - 14 論 文 投 稿 件 - - 4 - - - 2 - 6 そ の 他 投 稿 件 - - - - - - - - 0 学 会 発 表 件 2 - 5 - 1 1 3 - 12 そ の 他 発 表 件 1 - 6 - - 1 11 - 19
連
携
支
援
業
務
産 学 官 交 流 活 動
件 2 - - - 1 4 1 - 8
人 3 - - - 1 7 1 - 12
Webニ ュ ー ス 件 8 3 10 6 6 4 114 - 151
OIRIメ ー ル 便 件 10 4 10 9 11 5 104 - 153 機 関 紙 記 事 件 3 2 8 5 8 3 13 2 44
合 同 研 究 成 果 発 表 会 件 - - 2 1 - 2 1 - 6
セ ミ ナ ー 開 催
件 - 8 - - - 3 - 2 13
人 - 393 - - - 152 - 30 575
科 学 技 術 フ ェ ア 人 36 22 21 38 23 45 - 28 213 研 修 生 受 入 人 - 2 - - - - - - 2 研 究 会 活 動 回 1 - 1 - - 2 - - 4
そ
の
他
報 道 取 材 等 対 応 回 10 3 10 - - - 8 - 31 視 察 ・ 見 学 対 応
件 4 - 15 8 11 1 7 - 46
人 140 - 89 63 33 12 86 - 423
展 示 会 出 展 点 2 1 5 1 - 2 4 - 15 産 技 連 会 議 等 人 3 3 2 2 1 3 - 14 他 機 関 へ の 協 力 人 2 - - - - 3 26 1 32 講 師 派 遣 人 11 - - - - 3 1 8 23 審 査 委 員 派 遣 人 6 1 - - 1 14 15 - 37 外 部 委 員 等 派 遣 人 7 - 6 2 - 7 12 1 35